ひめゆりたちの沖縄戦
戦場で生と死をさまよった
乙女たちの物語
待望の劇画が3月10日絶賛発売中
(沖縄戦衝撃の実録劇画)
A5判 110P 1,200円(税別)
ー現在も全国の講演で活躍する原作者の与那覇百子さんー
「兵隊さん早く殺してちょうだい!」とせがむ上級生。
「死にたくない。死にたくない…」と、つぶやく下級生。
私は、大きな声で「この暗い所で、死ぬのはいやだー」と言った。
それを聞いていた兵隊さん、軍刀をスッと抜いて…(本文より)




著者紹介
増補改定の新版で大好評発売中
どうぞ最寄りの書店でお求めください。
壺中天地
53年前、内外の話題を独占 沖縄文化界が大騒然
A5判 424頁 上製本 2,300円(税別)
著者 | 山里 永吉 |
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企画 | 琉球歴史を考える会 (代表 新里政明) |
沖縄を救うものは沖縄人
「沖縄を救うものは沖縄人でなければならないことが、はっきり解るであろう。…要は自分の立つところを探く掘って、そこに泉を見つける者がいちばん利巧である。」(著者・山里永吉)
今、沖縄はいかに動くべきか。国民必読の書
沖縄は大国(日本・アメリカ・中国)のはざまで過酷な歴史の波に翻弄されてきた。琉球処分から太平洋戦争まで70年間、そして今日までさらに70年の歴史の奔流の中にあって、今、沖縄は厳しい歴史の岐路に立たされている。
そして、昨今、沖縄の米軍基地反対の陰に隠れて選挙運動に明け暮れている左翼勢力。それを抑えようと必死になっている日本政府と米国政府。その隙間をついて沖縄を独立、あるいは中国の属国にしようとする一派もいるようであり、かつて、中国に助けを求めて走った頑固党に似ている。
今、沖縄はいかに動くべきか。米軍統治下時代(1963年刊)のロングセラーがその指針を与える。沖縄県民必読の書。
著者紹介
山里永吉 氏
著者 | 山里 永吉 |
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経歴 | 1902年(明治35年)那覇上之蔵に生まれる。画家。大正13年、日本美術学校中退、前衛画家としてマヴォ同人、さらに日本の著名な前衛画家を統合して三科を創立し、その会員となる。 大正5年、すすめられて脚本「首里城明渡し」、「那覇四町昔気質」等を執筆各劇団が上演する。戦後、琉球政府文化財保護委員長、琉球政府立博物館館長、琉球文化連盟会長、琉球史料研究会長を歴任する。1989年没。 |
主なる著書 | 『沖縄歴史物語』、『沖縄人の沖縄』、 『沖縄の文化財』、『沖縄史の発掘』、 『首里城内の女たち』 |
『軍神』を忘れた沖縄
沖縄『軍神』の功績は全国紙でも大きく報道
A5判 185頁 1,550円(税別)
日本の現代史をはじめ、沖縄戦史の中で沖縄戦は、1945年(昭和20年)3月26日、米軍の慶良間諸島攻撃から始まるとされている。
しかし、実際には米軍の上陸直前、慶良間諸島に集結した米艦隊に、石垣島から飛来した10人の特攻隊が突入した事実があり、沖縄戦はその特攻から始まったとするのが正解ではないのか。その時に活躍した特攻隊こそ、沖縄戦ののろしを上げた軍人たちであり、隊長は石垣島に生まれた24歳の軍人伊舎堂用久であった。本書はその特攻隊の物語である。
特攻当時、伊舎堂用久の特攻は全国紙でも大きく報道され、沖縄出身の軍人の功績は、連合軍の来襲に緊張する郷土や全国の戦時中の人々を大いに勇気づけた。用久が後世に遺したメッセージは「自分の国は自分で守る」という強い決意であった。