原作 与那覇百子
劇画 ほし☆さぶろう
A5判 110頁 1,200円(税別)
沖縄戦「ひめゆり学徒隊」の生々しい戦場の体験談が遂にに劇画化一戦場の衝撃的な劇画が改めて戦争と平和を追求し、強く読者の脳裡に焼き付く。
原作 与那覇百子(よなは ももこ)
1928年3月28日 | 沖縄県首里に生まれる。 |
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1942年4月1日 | 沖縄師範学校に入学。1942年3月26日ひめゆり学徒隊として陸軍病院に動員される。 |
1965年~72年 | 沖縄復帰まで沖縄戦の証言者として多くのテレビ局のに出演して好評を博す。現住所は沖縄県那覇市首里 |
漫画家 ほし☆さぶろう
1950年9月2日 | 埼玉県で生まれる。 |
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1973年 | 別冊少年サンデー『けむりと少年』で、漫画デビュー、以後漫画家に専念。 |
ー主な作品ー
小学館(別冊サンデー少年サンデー連載)『童話まんがシリーズ』
小学館入門百科(単行本)『スパイ入門』
日本文華社(現代コミック及び、特集漫画 連載)『大人のメルヘンシリーズ』
著者 山里永吉
A5判 424頁 上製本 2,300円(税別)
「沖縄を救う者は沖縄人でなければならないことがはっきり解るであろう。・・・要は自分の立つところを深く掘って、そこに泉を見つける者がいちばん利巧である。」(著者 山里永吉)
沖縄は大国(日本・アメリカ・中国)のはざまで過酷な歴史の波に翻弄されてきた。琉球処分から太平洋戦争まで70年間、そして今日までさらに70年の歴史の奔流の中にあって、今、沖縄は厳しい歴史の岐路に立たされている。
そして、昨今、沖縄の米軍基地反対の陰に隠れて選挙運動に明け暮れている左翼勢力。それを抑えようと必死になっている日本政府と米国政府。そのはざまをついて沖縄を独立、あるいは中国の属国にしようとする一派もいるようであり、かつて中国に助けを求めて走った頑固党に似ている。
今、沖縄はいかに動くべきか。米軍統治下時代(1963年刊)のロングセラーがその指針を与える。
著者紹介
著者 | 山里永吉 1902年(明治35年)那覇上之蔵に生まれる。画家。大正13年、日本美術学校中退、前衛画家としてマヴォ同人、さらに日本の著名な前衛画家を統合して三科を設立し、その会員となる。 |
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経歴 | 大正5年すすめられて脚本「首里城明け渡し」、「那覇四町昔気質」等を執筆各劇団が上演する。戦後、琉球政府文化財保護委員長、琉球政府立博物館館長、琉球文化連盟会長、琉球史科研究会長を歴任する。1989年没。 |
ー主たる著書ー
『沖縄歴史物語』『沖縄人の沖縄』『沖縄の文化財』『沖縄史の発掘』『首里城内の女たち』
仲新城 誠
A5判 185頁 1,550円(税別)
日本の現代史をはじめ、沖縄戦史の中で沖縄戦は1945年(昭和20年)3月26日米軍の慶良間諸島攻撃から始まるとされている。
しかし、実際には米軍の上陸直前、慶良間諸島に集結した米艦隊に、石垣島から飛来した10人の特攻隊が突入した事実があり、沖縄戦はその特攻から始まったとするのが正解ではないのか。その時に活躍した特攻隊こそ、沖縄戦ののろしを上げた軍人たちであり、隊長は石垣島に生まれた24歳の軍人伊舎堂用久であった。本書はその特攻隊の物語である。
特攻当時、伊舎堂用久の特攻は全国紙でも大きく報道され、沖縄出身の軍人の功績は、連合軍の来襲に緊張をする郷土や全国の戦時中の人々を大いに勇気づけた。用久が後世に遺したメッセージは「自分の国は自分で守る」という強い決意があった。
著者 片岡正巳
46版 230頁 1,000円(税込)
新聞に権威は必要である。しかし、権威が権力化したり自己過信や傲慢に変じてはならない。「朝日」は果たしてどうだろうか。あの「朝日新聞」が消える日。
著者紹介
片岡 正巳(かたおか まさみ)
昭和5年8月8日、高知県に生まれる。同29年3月明治大学文学部卒業。出版社に編集者として勤務ののち、同40年1月から執筆活動に入り、ジャーナリズム、マスコミに関する論評を多く手掛ける。
ー主たる著書ー
「新聞は死んだ」「朝日の「論調」ここが納得できない」「朝日新聞はこの日本をどうする気か」
著者 片岡正巳/板倉由明/田辺敏雄
46版 300頁
1,000円(税込)
毎年行われる新聞週間に因んで、日本新聞協会が一般から募集した中から選んだ標語がある。まことに結構な標語で、新聞は是非ともこうあってほしい。しかし、現実に朝夕読者の許に届く新聞が、この標語の前に胸を張れるかとなると、大いに疑問である。
著者紹介
片岡 正巳(かたおか まさみ)
「日本から朝日新聞が消える日」著者紹介参照
板倉 由明(いたくら よしあき)
昭和7年横浜生まれ、昭和33年横浜国立大学工学部卒、昭和57年頃より南京事件を研究し、新聞や雑誌などに南京事件関係論文を寄稿。
田辺 敏雄(たなべ としお)
昭和13年、東京生まれ。東京理科大学中退。中国における旧日本軍の残虐行為報道に疑問を持ち、調査にあたる。
著者 冨士信夫
A6版
上巻350頁 上巻1,000円(税込)
下巻280頁 下巻1,000円(税込)
日米交渉の背後に何があったか? 東京裁判423回の全公判に立ち会った著者が、不調に終わった日米交渉を徹底究明。日米交渉裏面史の決定版。
著者紹介
冨士 信夫(ふじ のぶお)
大正6年富山県生まれ。昭和13年海軍兵学校卒業。昭和4年海軍練習航空隊飛行学生。昭和6年霞ヶ浦航空隊司令承命服務。以後、法廷係として東京裁判の全審理を傍聴する。
ー主な著書ー
「私の見た東京裁判」(講談社学術文庫)その他、新聞雑誌に東京裁判関係の論考を多数寄稿。
著者 畝本正己
46版 238頁 1,000円(税込)
南京功略戦に参戦した著者が、あの東京裁判の判決に疑問を抱き、遂に南京事件裁判の全容を徹底検証する。
著者紹介
畝本 正己(うねもと まさみ)
大正2年広島県に生まれる。陸士(46期)、陸大卒。支那事変に独立軽装甲車小隊長として参加。陸上自衛隊各学校で戦史研究元防衛大学教授、陸将補。昭和57年より「南京事件」を研究し、「南京戦史」(偕行社)編集委員。「諸君」、「ゼンボウ」、「月曜評論」などに研究論文発表。
著者 国会演説調査研究会
(代表 神山吉光)
A5判 上下巻 360頁 1,500円(税込)
議会開設100周年記念出版。内閣総理大臣国会演説シリーズ「日本列島改造論」や「日中国交回復」そして、ロッキード疑獄など、内外に爆発的な話題を呼んだ政治家田中角栄を国会演説に見る。田中政治の集大成。
国会演説調査研究会
政治家の国会演説全般を研究する会として、学者、文化人、新聞記者、公務員及び、団体役員などで組織する閣文社の外部団体の一つ。
国会論戦に見る政党、政治家の資質、言行を問う。
著者 川上正光
46版 210頁 1,000円(税込)
先生らしい先生とは、真の教育とはいったい何か!?我が国の現代教育の視点を洗い直す国民必続の書。
著者紹介
川上 正光(かわかみ まさみつ)
1912年栃木県生まれ。35年に東京工業大学電気工学科を卒業。同年、東京電気(現・東芝)入社。73年長岡技術科学大学長。東京都科学技術功労章、紫綬褒章、NHK放送文化賞、文化功労者、勲二等旭日重光章などを受賞。
ー主な著書ー
「電子回路 ~V」「工学と独創」「独創の精神」「日本に大学らしい大学はあるのか」など多数。
著者 福地曠昭
46版 332頁 1,600円(税込)
教職員の政治活動(祖国復帰運動)を全面禁止しようとした「教公二法」反対闘争の際、右翼テロによって三か月の重傷を負い、危うく命だけは助かった。米軍から本土行きのパスポートを幾度も拒否された著者は、教職員会の役員となるや、「人権協」や「復帰協」等を組織して米軍と徹底的に闘った。戦後沖縄の教育運動を回顧する。
著者紹介
福地 曠昭(ふくち ひろあき)
1931年2月28日、沖縄県大宜味村喜如嘉に生まれる。1950年沖縄外国語学校卒業。1956年青山学院大学中退。1952年辺士名高校教論、1989年沖教組委員長。1991年沖縄県国際交流財団副理事長に就任。現在、沖縄人権協会理事長。
ー主な著書ー
「村と戦争」「糸満売り」「沖縄女工哀史」「防衛隊」「少年護郷隊」「沖縄戦の女たち」「米軍基地犯罪」「インジャ・身売りと苦役」「沖縄の大工」など多数。